トップ
>
転落
ふりがな文庫
“転落”のいろいろな読み方と例文
旧字:
轉落
読み方
割合
ころげお
50.0%
てんらく
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ころげお
(逆引き)
あまりの気味悪さに覚えず腰なる一刀を
抜手
(
ぬくて
)
も見せずに切放すと二つの首は
脆
(
もろ
)
くも空中に舞飛んで
鞠
(
まり
)
の如くにころころと種彦の足許に
転落
(
ころげお
)
ちる。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
外套も帽も
引掴
(
ひッつか
)
んで、
階
(
きざはし
)
を下りる、足が
辷
(
すべ
)
る。そこへ
身体
(
からだ
)
ごと包むような、金剛神の
草鞋
(
わらじ
)
の影が、
髣髴
(
ほうふつ
)
として
顕
(
あらわ
)
れなかったら、渠は、この山寺の石の壇を、
径
(
こみち
)
へ
転落
(
ころげお
)
ちたに相違ない。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
転落(ころげお)の例文をもっと
(2作品)
見る
てんらく
(逆引き)
サービスはかくかくとのぼせあがってどなりながら、五、六回
転落
(
てんらく
)
ののち、やっとだちょうの背中に乗った。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
生徒の
信望
(
しんぼう
)
を集めていたという稲川先生は、一朝にして
国賊
(
こくぞく
)
に
転落
(
てんらく
)
させられたのである。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
転落(てんらく)の例文をもっと
(2作品)
見る
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“転”で始まる語句
転
転婆
転寝
転覆
転訛
転倒
転々
転輾
転生
転嫁
検索の候補
急転落下
“転落”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
壺井栄
永井荷風
泉鏡花