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ころげお
ふりがな文庫
“ころげお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
転落
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
転落
(逆引き)
あまりの気味悪さに覚えず腰なる一刀を
抜手
(
ぬくて
)
も見せずに切放すと二つの首は
脆
(
もろ
)
くも空中に舞飛んで
鞠
(
まり
)
の如くにころころと種彦の足許に
転落
(
ころげお
)
ちる。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
外套も帽も
引掴
(
ひッつか
)
んで、
階
(
きざはし
)
を下りる、足が
辷
(
すべ
)
る。そこへ
身体
(
からだ
)
ごと包むような、金剛神の
草鞋
(
わらじ
)
の影が、
髣髴
(
ほうふつ
)
として
顕
(
あらわ
)
れなかったら、渠は、この山寺の石の壇を、
径
(
こみち
)
へ
転落
(
ころげお
)
ちたに相違ない。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ころげお(転落)の例文をもっと
(2作品)
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