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こゝろえちげ
ふりがな文庫
“こゝろえちげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
心得違
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心得違
(逆引き)
買物に
往
(
ゆ
)
くんじゃがんしねえ、おえいも
心得違
(
こゝろえちげ
)
えをしやんして、
私
(
わし
)
も
家
(
うち
)
に
居
(
い
)
られねえで、
母親
(
おふくろ
)
に追出され、六百の銭を路銀にして江戸へ往って奉公する身の上でがんすから
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
良
(
え
)
い事は覚えねえで
不義
(
わるさ
)
アして、
此処
(
こけ
)
へ走って来ると云うは何たる
心得違
(
こゝろえちげ
)
えなア親不孝の阿魔だか、呆れ果てた、
最
(
も
)
う
汝
(
われ
)
の根性を見限って勘当してくれるから、
何処
(
どけ
)
へでも出て
往
(
い
)
け
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一体お
侍
(
さむれえ
)
なんてえ者は田舎へ来れば、こら百姓……なんて威張るだが、私のような者に手を下げて、
心得違
(
こゝろえちげ
)
えをして屋敷を出ましたが、他に知って居る者もねえ、
母
(
かゝ
)
さまア腹も立とうが
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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