“たえか”の漢字の書き方と例文
語句割合
堪兼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るにわたくしの家には、折々下女さえいない時がある。下女がいなければ、隣家へ饋ればよいという人があるかも知れぬが、下女さえさびしさに堪兼たえかねて逃去るような家では、近隣とは交際がない。
西瓜 (新字新仮名) / 永井荷風(著)