“不氣味”の読み方と例文
新字:不気味
読み方割合
ぶきみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呼吸(いき)を詰(つ)めて、うむと堪(こら)へて凍着(こゞえつ)くが、古家(ふるいへ)の煤(すゝ)にむせると、時々(とき/″\)遣切(やりき)れなく成(な)つて、潛(ひそ)めた嚔(くしやめ)、ハツと噴出(ふきだ)しさうで不氣味(ぶきみ)な眞夜中(まよなか)。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
院長(ゐんちやう)は不覺(そゞろ)に哀(あは)れにも、又(また)不氣味(ぶきみ)にも感(かん)じて、猶太人(ジウ)の後(あと)に尾(つ)いて、其禿頭(そのはげあたま)だの、足(あし)の踝(くるぶし)などを眴(みまは)しながら、別室(べつしつ)まで行(い)つた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
あの廣間や、あの暗い廣い階段や、そしてあの長い冷たい廊下などからうけた不氣味(ぶきみ)な印象は、この活々した私の小さな部屋の容子(ようす)で幾らか消された。