“薄氣味惡”のいろいろな読み方と例文
新字:薄気味悪
読み方割合
うすきみわる75.0%
うすぎみわる25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
助けられしはうれしく思ひしが是また同じく勾引かどはかし盜人どろばうにてあるべし如何してよからんやと薄氣味惡うすきみわる胡亂々々うろ/\するを見て半四郎は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
凄然せいぜんたるつきへいうへくぎ監獄かんごく骨燒場ほねやきばとほほのほ、アンドレイ、エヒミチは有繋さすが薄氣味惡うすきみわるかんたれて、しよんぼりとつてゐる。と直後すぐうしろに、ほつばか溜息ためいきこゑがする。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
あいちやんは薄氣味惡うすぎみわるくなつてたとえて、『つたさきで、わたし蝋燭らふそくのやうにせてしまうのではないかしら、まァうなるでせう?』とつぶやいて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)