“直後”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すぐあと28.6%
すぐうしろ28.6%
じきうしろ14.3%
ちょくご14.3%
スグアト14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしもしばしばこの保険会社の人に押込まれて、何々保険会社から入れと言うて来るかと思うと、直後すぐあとから他の会社から来る、中々勉強するものである。
人格の養成 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
凄然せいぜんたるつきへいうへくぎ監獄かんごく骨燒場ほねやきばとほほのほ、アンドレイ、エヒミチは有繋さすが薄氣味惡うすきみわるかんたれて、しよんぼりとつてゐる。と直後すぐうしろに、ほつばか溜息ためいきこゑがする。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
直後じきうしろに見張って居た帝釈天の谷口が、後から肩口をつかんで小突いた、すると壇上の椅子に居た次席の偉丈夫山本さんが突立上って、谷口を睨め底力のある声で叱り付けた。
監獄部屋 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
それが追放令をうけとった直後ちょくご、自分の出てくるニュース映画を見ようというのであるから感激かんげきは一層ふかい。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
直後スグアトの小壺の沖中の場とには、見物が静粛を保ちきれないで、所謂わくと言ふあり様になると言ふことを、毎度報告して居りました。
芝居に出た名残星月夜 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)