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切破
ふりがな文庫
“切破”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せつぱ
33.3%
きりやぶっ
16.7%
きりやぶり
16.7%
きれやぶ
16.7%
せっぱ
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せつぱ
(逆引き)
如何に明けツ放しの義雄でも、金のことだけは日ごろの正直な責任論に兔じても持ち出したくなかつたのだが、
切破
(
せつぱ
)
詰つて止むを得なかつた。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
切破(せつぱ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きりやぶっ
(逆引き)
ソコで障子に楽書してあれば私は小刀を
以
(
もっ
)
て
其処
(
そこ
)
だけ
切破
(
きりやぶっ
)
て、この部屋に居る者が元の通りに張れと
申付
(
もうしつ
)
ける。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
切破(きりやぶっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
きりやぶり
(逆引き)
柏軒は屡々此藤兵衛を其家に招いて、酒間に技を演ぜしめた。「
野呂松
(
のろま
)
の
切破
(
きりやぶり
)
」、「山王祭」、「三人
生酔
(
なまゑひ
)
」、「
女湯覗
(
をんなゆのぞき
)
」等はその好んで演ずる所であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
切破(きりやぶり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
きれやぶ
(逆引き)
抱せ
海老
(
ゑび
)
に掛らるゝ事既に十三度に及び
皮肉
(
ひにく
)
も
切破
(
きれやぶ
)
れ
骨
(
ほね
)
も
碎
(
くだく
)
るばかりの
苦痛
(
くつう
)
に
堪兼
(
たへがね
)
是非なく無實の罪に
陷
(
おち
)
し所此度是なる
妻
(
さい
)
節恐れ多くも松平縫殿頭樣へ御
駕籠訴
(
かごそ
)
仕つりしより江戸
表
(
おもて
)
へ召出され
再應
(
さいおう
)
の御
吟味
(
ぎんみ
)
に
預
(
あづか
)
ること有難仕合に私し
風情
(
ふぜい
)
の女房が願を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切破(きれやぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せっぱ
(逆引き)
ここでいよいよ
切破
(
せっぱ
)
つまって、泣きの涙でお君を手放す。お君は須賀町の周旋屋から芳町の房花家へ小園と名乗って二度とる
褄
(
つま
)
。
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
切破(せっぱ)の例文をもっと
(1作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
“切破”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
岩野泡鳴
作者不詳
福沢諭吉
森鴎外
永井荷風