“即物的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ザッハリッヒ50.0%
ザハリッヒカイト50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この手法の特色の一つは、主観的、観念的な表現を避けて、もっと即物的ザッハリッヒな感じの作品を書くのに有利だという点である。
恐怖の季節 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
フランス風の逆立ちはこんなにもエレガントなものだということを即物的ザハリッヒカイトに証明し、〈巴里にいる日本の女のかた〉の骨のあるところを見せ、全体主義の度胆をぬいてやろうというわけなんだ。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)