“すなわち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
68.6%
25.7%
即便2.9%
2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新声社はすなわちいまの新潮社が前名にて当時は神田錦町かんだにしきちょう区役所の横手にささやかなる店をかまへゐたり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
これすなわち上田先生にして、そのゆうべ先生は英吉利西イギリス風の背広に髭もまた英国風に刈り鼻眼鏡をかけてゐたまひけり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
其方そのほう、中国表へ、先陣として出勢すべきの旨、仰せ出さる、すなわち、即刻御暇被下おいとまくださるもの也
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古語にいわく、遠不とおくおもんぱからざればすなわちかならず近憂ちかきうれいありと、故に間に遠近の差別なく其間をまもらず、其変をまたず人に致されずしてはやく其位を取るは当の一的なり。
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
即便すなわち火耳灰ホルフイゆるし、当夜に入って宿衛しゅくえいせしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
南岳すなわち春画を描きたる絵葉書数葉を手にし郵便局の窓にいたりて消印を請ふ。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)