“ペエジ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ぺえじ
語句割合
92.9%
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、そのペエジのすぐ裏には、レスラア某氏ぼうしの書いてくれたこんな文句がありました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
米国の雑誌はいづれも広告のペエジがどつさりあるので、知られてゐる。キプリングの友達は、幾らか郵税を倹約しまつしたい考へから、広告の頁だけ引裂いて、残つた内容を一まとめにして送つてよこした。
公子 よし、ここに緑の活字が、白い雲のペエジに出た。——箱根を越えて伊豆の海、三島の里の神垣や——さあ、忘れた所は教えてやろう。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鉱物、一切の元素が、一々ひとつずつ微細なる活字となって、しかも、各々おのおの五色のかがやきを放ち、名詞、代名詞、動詞、助動詞、主客、句読くとう、いずれも個々別々、七彩に照って、かく開きました真白まっしろペエジの上へ
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)