“何枚”の読み方と例文
読み方割合
なんまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かへるときに、小六ころくたもとから半紙はんし何枚なんまいして、缺席屆けつせきとゞげ入用にふようだからこれはんしてれと請求せいきうして、ぼく退學たいがく在學ざいがくかたまで勉強べんきやう出來できないから
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
春雨はるさめのしめやかに、なぞひとつ。……何枚なんまいものをかさねても、おやくつははだばかり、なに?……たけのこ
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
お母さんお母さん、あぶらげ何枚なんまいたのむん? お母さんお母さん、やみ市でも大豆だいず持っていくん? 何合なんごうもっていくん? お母さんお母さん、ぼくたち、今日からびんで米つこうか——
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)