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何枚
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なんまい
ふりがな文庫
“
何枚
(
なんまい
)” の例文
歸
(
かへ
)
るときに、
小六
(
ころく
)
は
袂
(
たもと
)
から
半紙
(
はんし
)
を
何枚
(
なんまい
)
も
出
(
だ
)
して、
缺席屆
(
けつせきとゞげ
)
が
入用
(
にふよう
)
だから
是
(
これ
)
に
判
(
はん
)
を
押
(
お
)
して
呉
(
く
)
れと
請求
(
せいきう
)
して、
僕
(
ぼく
)
は
退學
(
たいがく
)
か
在學
(
ざいがく
)
か
片
(
かた
)
が
付
(
つ
)
く
迄
(
まで
)
は
勉強
(
べんきやう
)
が
出來
(
でき
)
ないから
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
春雨
(
はるさめ
)
のしめやかに、
謎
(
なぞ
)
を
一
(
ひと
)
つ。……
何枚
(
なんまい
)
衣
(
き
)
ものを
重
(
かさ
)
ねても、お
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
つは
膚
(
はだ
)
ばかり、
何
(
なに
)
?……
筍
(
たけのこ
)
。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
お母さんお母さん、あぶらげ
何枚
(
なんまい
)
たのむん? お母さんお母さん、やみ市でも
大豆
(
だいず
)
持っていくん?
何合
(
なんごう
)
もっていくん? お母さんお母さん、ぼくたち、今日から
瓶
(
びん
)
で米つこうか——
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
大廣間
(
おほびろま
)
の
周圍
(
しうゐ
)
には
何枚
(
なんまい
)
となく
戸
(
と
)
がありましたが、
何
(
いづ
)
れも
皆
(
みな
)
閉
(
しま
)
つて
居
(
ゐ
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
一二
册
(
さつ
)
手
(
て
)
に
取
(
と
)
つて
見
(
み
)
ると、いづれも
婦人用
(
ふじんよう
)
のものであつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
其
(
その
)
口繪
(
くちゑ
)
に
出
(
で
)
てゐる
女
(
をんな
)
の
寫眞
(
しやしん
)
を、
何枚
(
なんまい
)
も
繰
(
く
)
り
返
(
かへ
)
して
眺
(
なが
)
めた。
夫
(
それ
)
から「
成効
(
せいかう
)
」と
云
(
い
)
ふ
雜誌
(
ざつし
)
を
取
(
と
)
り
上
(
あ
)
げた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
何時
(
いつ
)
もと
違
(
ちが
)
つて、
乘客
(
じようきやく
)
の
非常
(
ひじやう
)
に
少
(
すく
)
ない
時間
(
じかん
)
に
乘
(
の
)
り
合
(
あ
)
はせたので、
宗助
(
そうすけ
)
は
周圍
(
しうゐ
)
の
刺戟
(
しげき
)
に
氣
(
き
)
を
使
(
つか
)
ふ
必要
(
ひつえう
)
が
殆
(
ほと
)
んどなかつた。それで
自由
(
じいう
)
に
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
へ
現
(
あら
)
はれる
畫
(
ゑ
)
を
何枚
(
なんまい
)
となく
眺
(
なが
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
枚
常用漢字
小6
部首:⽊
8画
“何”で始まる語句
何
何処
何時
何故
何人
何方
何卒
何處
何日
何事