“成効”のいろいろな読み方と例文
旧字:成效
読み方割合
せいこう50.0%
せいかう37.5%
でき12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女はそっと階子段を上(のぼ)った。柔婉(しなやか)な体格(からだ)をもった彼女の足音は猫のように静かであった。そうして猫と同じような成効(せいこう)をもって酬(むく)いられた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一二册(さつ)手(て)に取(と)つて見(み)ると、いづれも婦人用(ふじんよう)のものであつた。宗助(そうすけ)は其(その)口繪(くちゑ)に出(で)てゐる女(をんな)の寫眞(しやしん)を、何枚(なんまい)も繰(く)り返(かへ)して眺(なが)めた。夫(それ)から「成効(せいかう)」と云(い)ふ雜誌(ざつし)を取(と)り上(あ)げた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
嬢様は御発明だからチヤンと見抜いて在らツしやる。何時ぞやも俺が傍で聞いてゐたら、奴め得意になつて同僚の評判から局長の噂、来年は海外視察に行く運動も首尾よく成効(でき)さうだと自慢たら/\。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)