“せいこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
精巧23.9%
成功22.5%
正鵠9.9%
性行5.6%
成効5.6%
清光4.2%
清香4.2%
西郊2.8%
青釭2.8%
世綱1.4%
(他:12)17.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精巧せいこうな機械の力で動く、この機械人間の恐ろしい怪力かいりきは、少年たちも毎日のように、自分らの目で見ていたのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「どう、よくえるだろう。」と、たけちゃんはさも、精巧せいこうなレンズをほこらしげに、いうのでした。
さか立ち小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのほかには事業じぎょう成功せいこう祈願きがん災難さいなんけの祈願等きがんとういろいろございます。
まるでそれが永久えいきう成功せいこうしないことでもいのるやうな冷酷れいこくながめてゐた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
もしこの想像が正鵠せいこうを得るものとすれば、ローマ帝国時代よりも、近世国家の樹立以後における欧洲の秩序が、一層紊乱しておらなければならぬ。
サア・オルコツクの日本婦人は、とにかく、マツクフアレエンのそれよりも、正鵠せいこうを得てゐる。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
われ等は、地上生活中の自己の姓名を名告り、そして自己と同時代の性行せいこう閲歴えつれきにつきて、事こまやかに物語るであろう。
「やはり御令嬢の御婚儀上の関係で、寒月君の性行せいこう一斑いっぱんを御承知になりたいという訳でしょう」と迷亭が気転をかす。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
細君と仲善なかよしの津田はまた充分成効せいこうの見込がそこに見えているので、熱心にそれを主張した。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかしその理由を述べる代りに、津田ならきっと成効せいこうするにちがいないからと云った。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ちょうどその夜は満月であった、清光せいこう昼のごとく、平和湖に出たのはもう夜半であった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
清光偏照善愁人。 清光せいこう ひとえに照らす はなはうれうの人〕
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
自分のつくった菊がこの好日の下に清香せいこうを放っているが訪う人もないのを嘆じている。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彩花清香せいこう眉目びもくに映じ珍膳ちんぜん瑶盤ようばん口舌をよろこばす。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
こうして博士は、東京の西郊せいこうにある柿ガ岡病院にはいった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
翌日の早暁そうぎょう、帝都の西郊せいこうから毒瓦斯ガスフォルデリヒトをきちらし、西風せいふうにこれを吹き送らせて全市民を殺戮さつりくしつくそうという、前代未聞の計画であった。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
腰なる青釭せいこうの剣は、たちまち雨と降る矢を切り払う。そして小舟のへさきが、敵船の横へ勢いよくぶつかった瞬間に、
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
剣の柄には、金を沈めて、青釭せいこうの二字が象嵌ぞうがんされている。——それを見て、初めて知った。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
試みに思え、浅見絅斎けいさいが四尺の大刀をよこたえ、その刀身に「赤心報国」の四字をり、「予は足関東を踏まず、時ありて機をば、義兵を挙げて王室をたすくべし」と慷慨こうがいし、「菊水の旗、天誅てんちゅうこれ揚がり、桜井の書世綱せいこう以てひかる」と悲歌したる当時の心事しんじを。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
その心、夜に似て暗憺あんたん、いひしらず汚れにたれど、また一種の美、たとへば、濁江の底なる眼、哀憐あいりん悔恨の凄光せいこうを放つが如きもの無きにしもあらず。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
日夜わかたず駆け通してきた二人は、成皐せいこう(河南省・滎陽けいよう附近)のあたりをさまよっていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こういう場合なので、細かい政綱せいこうなどは立てているいとまもない。また、後からすぐ改変するような細目にわたる政策などは無用でもあった。信長の秘訣は、
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
斉侯せいこうの一人は臣下の妻に通じて夜ごとそのやしきしのんで来る中についにその夫にしいせられてしまう。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
と、曹丕そうひは、むしろ歓んで、彼を斉公せいこうに封じた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
方孝孺ほうこうじゅに語りたまわく、誠に嵓の言の如くならば、斉黄せいこう我を誤るなりと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
さらに、清羮せいこうに種とし、人参、大根、青豆などを加役とした椀が運ばれた。
たぬき汁 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
そして画家のほうは、色調のことを言いだして、色彩の配列がよくないことを容赦なく指摘し、これはスイス趣味であり、ホドラー流の生硬せいこう平凡な雑色だとした。
すなわちニーチェが耶蘇教やそきょう奴隷どれいの道徳と悪口あっこうしたのも無理ならぬことで、現時げんじの戦争にも現れているとおり、基督キリストの言葉が決してそのままに行われておらぬ、むしろその反対の勇猛ゆうもうなる教旨きょうしが、耶蘇教やそきょう以前より一貫して欧州おうしゅう盛行せいこうしている。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
菟芽子うはぎは巻二の人麿の歌にもあった如く、和名鈔わみょうしょう薺蒿せいこうで、今の嫁菜よめなである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
し我を以て天地を律すれば一口ひとくちにして西江せいこうの水を吸いつくすべく、し天地を以て我を律すれば我はすなわ陌上はくじょうの塵のみ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
機乗ずべしとそっと小露へエジソン氏の労を煩わせば姉さんにしかられまするは初手しょての口青皇せいこう令をつかさどれば厭でも開くはちの梅殺生禁断の制礼がかえって漁者の惑いを募らせ曳く網のたび重なれば阿漕浦あこぎがうらに真珠をて言うなお前言うまいあなたの安全器をえつけ発火の予防も施しありしにきずもつ足は冬吉が帰りて後一層目に立ち小露が先月からのお約束と出た跡尾花屋からかかりしを冬吉は断り発音はついんはモシの二字をもって俊雄に向い白状なされと不意の糺弾きゅうだん俊雄はぎょッとしたれど横へそらせてかくなる上はぜひもなし白状致します私母はまさしく女とわざと手を突いて言うを
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)