“せいこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正鵠83.9%
齊國3.2%
斉国3.2%
生剋3.2%
生国3.2%
生國3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
では、今日のそういう型をネオ・アンピールと呼ぶとしたらそれは正鵠せいこくを得て、内容を説明しているであろうか? 正確でも正当でもない。
文学に関する感想 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
管仲くわんちうとみ公室こうしつ(三二)し、(三三)反坫はんてんあり。(三四)齊人せいひともつおごるとさず。管仲くわんちうしゆつす。(三五)齊國せいこく其政そのまつりごとしたがつて、つね諸矦しよこうつよかりき。のち餘年よねんにして晏子あんしあり。
晏子あんしけ六しやく滿たず、齊國せいこくしやうとして、諸矦しよこうあらはる。
孔明の故郷ふるさと——斉国せいこくの史歌である。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第二種(陰陽編)河図かと洛書らくしょ、陰陽、八卦はっか、五行、生剋せいこく、十干、十二支、二十八宿
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
生国せいこく甲斐かい。郷士の子でまだ主取りをしたことはない。流名は一刀流であるが、就いてまなんだ師の名は仔細しさいがあっていえないという。
薯粥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
いまねんのちたしとくるわがへりの若者わかものまをしき、大黒屋だいこくや美登利みどりとて生國せいこく紀州きしう言葉ことばのいさゝかなまれるも可愛かわゆく、だい一ははなれよき氣象きしやうよろこばぬひとなし、子供こども似合にあは銀貨ぎんくわれのおもきも道理だうり
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)