“生國”のいろいろな読み方と例文
新字:生国
読み方割合
しやうこく60.0%
しようごく20.0%
せいこく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呼出よびいだされ亂心らんしんながら其方生國しやうこくは越後高田ざい寶田村にて父は憑司母は早をつとは昌次郎なる由云立しが相違さうゐなきかと尚再三尋問たづねられし上豫て入牢申付られたる庄兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ところでお前の生國しようごくは何處だ?」
いまねんのちたしとくるわがへりの若者わかものまをしき、大黒屋だいこくや美登利みどりとて生國せいこく紀州きしう言葉ことばのいさゝかなまれるも可愛かわゆく、だい一ははなれよき氣象きしやうよろこばぬひとなし、子供こども似合にあは銀貨ぎんくわれのおもきも道理だうり
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)