“せうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小國66.7%
生国33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穰苴じやうしよ區區くくとして小國せうこくめにるがごとき、なん司馬しば兵法へいはふ(三九)揖讓いふじやうおよぶにいとまあらんや。すで司馬しば兵法へいはふおほし、ゆゑもつろんぜず、穰苴じやうしよ列傳れつでんあらはす。
つまころしてもつしやうたらんをもとむ。小國せうこくにして戰勝せんしようらば、すなは(六八)諸矦しよこうはからん。ゑい兄弟けいてい國也くになりしかるにきみもちひば、すなはゑいつるなり
今三年ののちに見たしとくるわがへりの若者は申き、大黒屋だいこくや美登利みどりとて生国せうこくは紀州、言葉のいささかなまれるも可愛かわゆく、第一は切れ離れよき気象を喜ばぬ人なし、子供に似合ぬ銀貨入れの重きも道理
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)