“二枚折”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にまいおり60.0%
にまいをり20.0%
にめえおり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云いながら、ずか/\と慈悲容赦なさけようしゃも荒々しく、二枚折にまいおり反故張屏風ほごばりびょうぶを開け、母の掛けて居りまする四布蒲団よのぶとんを取りにかゝりますから
すそはうがくすぐつたいとか、なんとかで、むすめさわいで、まづ二枚折にまいをり屏風びやうぶかこつたが、なほすきがあいて、れさうだから、淡紅色ときいろながじゆばんを衣桁いかうからはづして、鹿扱帶しごき一所いつしよ
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
長「えゝ大きな声をするな、見っともねえから二枚折にめえおり屏風びょうぶうしろへ引込んでな、え、もう開けてもうがす」
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)