“痔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
76.5%
17.6%
ヘモロイデン5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月が代ってから、に悩んでいた浅井が、伊豆いずの方へ湯治に行った留守に、お雪が不断着のままで、ふとある日お増のところへやって来た。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「たつた一つ、肛門こうもんに油を塗つてあつた。ほんの少しであつたが、これはなどを患つてる人によくある事だから、あまり氣にも止めなかつたが——」
痔の悪いひとがヘモロイデンだ痔だと愚痴をこぼすように、国家、国家とお題目をとなえる偽せ愛国者のことを、独逸ではシュターツ=ヘモロイデンというんだそうだ。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)