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痔
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ぢ
ふりがな文庫
“
痔
(
ぢ
)” の例文
「たつた一つ、
肛門
(
こうもん
)
に油を塗つてあつた。ほんの少しであつたが、これは
痔
(
ぢ
)
などを患つてる人によくある事だから、あまり氣にも止めなかつたが——」
銭形平次捕物控:276 釣針の鯉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、暫らく歩いてゐるうちに
痔
(
ぢ
)
の痛みを感じ出した。それは僕には坐浴より外に
瘉
(
いや
)
すことの出来ない痛みだつた。
歯車
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
北海道の
夕張
(
ゆうばり
)
炭坑に、
弥生寮
(
やよいりょう
)
という炭坑夫の合宿がある。ある日、寮生の一人で坑内雑夫をしている順吉というのが、
痔
(
ぢ
)
の手術をするために炭坑病院に入院した。
夕張の宿
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
“痔”の意味
《名詞》
痔(じ)
肛門周辺に生じた疾患の総称。痔疾。
(出典:Wiktionary)
“痔”の解説
痔(じ)は、肛門周辺に生じた疾患の総称。痔疾(じしつ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
痔
漢検準1級
部首:⽧
11画
“痔”を含む語句
痔疾
痔瘻
穴痔