“痔疾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じしつ85.7%
ぢしつ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦地では身体を冷すためよく痔疾じしつが起ってくるしむものです。痔の出血をとめるにも今のゼラチンを食べるのが一番良いとしてあります。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
多少結核性の疑いもあるらしい痔疾じしつのためか、顔が病的な美しさをもっていて、目にうるんだ底光りがしていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
風邪ふうじやあとで持病の疝痛せんつう痔疾ぢしつが起りまして、行歩ぎやうほかなひませぬ。」
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)