“夕張”の読み方と例文
読み方割合
ゆうばり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
働き盛りの者は、夕張ゆうばり炭田の、地下数千尺で命をかけて、石炭を掘っているのだ! それに、彼らの息子むすこや娘が、そっちへ出かせぎに行っているのだ。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
北海道の夕張ゆうばり炭坑に、弥生寮やよいりょうという炭坑夫の合宿がある。ある日、寮生の一人で坑内雑夫をしている順吉というのが、の手術をするために炭坑病院に入院した。
夕張の宿 (新字新仮名) / 小山清(著)
浅見さんの女婿の渡辺清光君という青年が夕張ゆうばりにいたが、この渡辺君は警察に二日間留め置かれた。警察の留置場に入れられることはからだの弱い者には非常に苦痛です。