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化
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かは
ふりがな文庫
“
化
(
かは
)” の例文
それらがひと
度
(
たび
)
彼の体や心の具合に結びつくと、それは
悉
(
ことごと
)
く憂欝な厭世的なものに
化
(
かは
)
つた。雨は何時まででも降りやまない。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
「僕はメデュサがあなたを
凝視
(
みつ
)
めてゐて、あなたは石に
化
(
かは
)
つてゆくんぢやないかと思つた——多分、今度はあなたのお金がどれ位だかお訊きになるでせうね?」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
紺とはいへど汗に褪め風に
化
(
かは
)
りて異な色になりし上、幾度か洗ひ
濯
(
すゝ
)
がれたるため其としも見えず、襟の
記印
(
しるし
)
の字さへ朧気となりし絆纏を着て、
補綴
(
つぎ
)
のあたりし古股引を穿きたる男の
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
人の話に、官吏なども大阪へ來ると往々商賣人に
化
(
かは
)
つてしまふと云ふ事である。
京阪聞見録
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
薬師山霧に
化
(
かは
)
りて我が岸の板屋楓が薬師に化る
晶子鑑賞
(新字旧仮名)
/
平野万里
(著)
▼ もっと見る
その翌日——
雨月
(
うげつ
)
の夜の後の日は、久しぶりに晴やかな天気であつた。天と地とが今朝
甦
(
よみが
)
へつたやうであつた。森羅万象は、永い雨の間に、何時しかもう深い秋にも
化
(
かは
)
つて居た。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
“化”の解説
化(か)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“化”を含む語句
化粧
変化
道化
變化
教化
化物
孵化
所化
文化
道化師
消化
薄化粧
造化
化学
勧化
化膿
化生
化鳥
道化役
化転
...