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化
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かわ
ふりがな文庫
“
化
(
かわ
)” の例文
繭
(
まゆ
)
に籠っていた
蛹
(
さなぎ
)
が
蛾
(
が
)
と
化
(
かわ
)
り、不随意に見えた世界を破って、随意自在の世界に出現する。考えてみればこの急激な変貌の
畏
(
おそろ
)
しさがよく分る。受身であった過去は既に破り棄てられた。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
紺とはいえど汗に
褪
(
さ
)
め風に
化
(
かわ
)
りて異な色になりし上、幾たびか洗い
濯
(
すす
)
がれたるためそれとしも見えず、
襟
(
えり
)
の
記印
(
しるし
)
の字さえ
朧
(
おぼろ
)
げとなりし
絆纏
(
はんてん
)
を着て、
補綴
(
つぎ
)
のあたりし
古股引
(
ふるももひき
)
をはきたる男の
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と、三斎、叫んだと同時に、顔いろが、青葉のように
化
(
かわ
)
った。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
一片の肉に自分を
化
(
かわ
)
らして
アイヌ神謡集
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“化”の解説
化(か)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“化”を含む語句
化粧
変化
道化
變化
教化
化物
孵化
所化
文化
道化師
消化
薄化粧
造化
化学
勧化
化膿
化生
化鳥
道化役
化転
...