“とうこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刀痕55.2%
痘痕24.1%
当今10.3%
刀跟3.4%
桃根3.4%
當今3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵は、脚と腕の刀痕(とうこん)よりも、その言葉に、ずきんと胸の傷(いた)むような顔をした。まして、そう問うこのお小僧の年頃も十三、四。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
右の瘠形の小男と申すは、満面薄き痘痕(とうこん)ばらばらと点じ、目は細く光りて眦(まなじ)りはきりきりと上に釣り、鼻梁隆起して何となく凸様の顔面をなし候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
掛替(かけか)ゆる折滬上(こじょう)当今(とうこん)の書家高邕(こうよう)といふ人の書きける小杜(しょうと)が茶煙禅榻(さえんぜんとう)の七絶(しちぜつ)すらすらと読下(よみくだ)しける才識に母上このもの全く世の常の女にあらじと感じたまひてこの度(たび)の婚儀につきては深くその身元のあしよしを
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
六面の彫りははなはだ深くかつ強く、刀跟(とうこん)極めて鮮かであって活々している。その巾と高さとの比例美しく、全体の感じ引きしまり、卓に要する安定の美がよく保たれてある。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
桃葉桃根画裏人 桃葉(とうよう) 桃根(とうこん) 画裏(がり)の人(ひと)
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
これが即(すなは)ち現今(げんこん)の地震計(ぢしんけい)の基礎(きそ)の形式(けいしき)であつて、當今(とうこん)行(おこな)はれてゐるミルン地震計(ぢしんけい)、大森地震計(おほもりぢしんけい)、ガリッチン地震計(ぢしんけい)、パシュウィチ水平振子(すいへいしんし)など、其構造(そのこうぞう)の要點(ようてん)は皆(みな)ユーイング地震計(ぢしんけい)である。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)