トップ
>
痘痕
>
みつちや
ふりがな文庫
“
痘痕
(
みつちや
)” の例文
己らの言ふが
何故
(
なぜ
)
をかしからう、奇麗な嫁さんを貰つて連れて歩くやうに成るのだがなあ、己らは何でも奇麗のが好きだから、
煎餅
(
せんべい
)
やのお福のやうな
痘痕
(
みつちや
)
づらや
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
奇麗
(
きれい
)
な
嫁
(
よめ
)
さんを
貰
(
もら
)
つて
連
(
つ
)
れて
歩
(
ある
)
くやうに
成
(
な
)
るのだがなあ、
己
(
おい
)
らは
何
(
なん
)
でも
奇麗
(
きれい
)
のが
好
(
す
)
きだから、
煎餅
(
せんべい
)
やのお
福
(
ふく
)
のやうな
痘痕
(
みつちや
)
づらや、
薪
(
まき
)
やのお
出額
(
でこ
)
のやうなのが
萬一
(
もし
)
來
(
こ
)
ようなら
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
煎餅やのお福のやうな
痘痕
(
みつちや
)
づらや、薪やのお
出額
(
でこ
)
のやうなが
萬一
(
もし
)
來ようなら、直さま追出して家へは入れて遣らないや、己らは
痘痕
(
あばた
)
と
濕
(
しつ
)
つかきは大嫌ひと力を入れるに、
主人
(
あるじ
)
の女は吹出して
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
痘
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
“痘痕”で始まる語句
痘痕面
痘痕志士