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謝
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わび
ふりがな文庫
“
謝
(
わび
)” の例文
「さあ、たしか、
新富町
(
しんとみちょう
)
の
市川左団次
(
たかしまや
)
さんが、
謝
(
わび
)
に連れてってくだすって、
帰参
(
きさん
)
が
叶
(
かな
)
ったんですが——ありゃあ、廿七、八年ごろだったかな。」
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
梅子が泣いて見あげた眼の訴うるが如く
謝
(
わび
)
るが如かりしを
想起
(
おもいおこ
)
す毎に細川はうっとりと夢見心地になり狂わしきまでに恋しさの
情
(
こころ
)
燃えたつのである。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
女房の前に首を
垂
(
さげ
)
て、
罪過
(
あやまち
)
を
謝
(
わび
)
るなぞは猶々出来ない。なんとか言訳を探出して、心の中の
恐怖
(
おそれ
)
を取消したい。と思迷って、何故、お隅を打ったのかそれが自分にも分らなくなる。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
七蔵
(
しちぞう
)
衣装
(
いしょう
)
立派に着飾りて顔付高慢くさく、
無沙汰
(
ぶさた
)
謝
(
わび
)
るにはあらで誇り
気
(
げ
)
に今の身となりし本末を語り、
女房
(
にょうぼう
)
に都見物
致
(
いた
)
させかた/″\
御近付
(
おちかづき
)
に
連
(
つれ
)
て参ったと
鷹風
(
おおふう
)
なる言葉の尾につきて
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“謝”の解説
謝(しゃ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
謝
常用漢字
小5
部首:⾔
17画
“謝”を含む語句
謝肉祭
謝罪
多謝
謝絶
感謝
陳謝
拝謝
平謝
月謝
奉謝
報謝
謝辞
謝儀
謝意
多謝水上石
謝肉
謝肇淛
謝物
新陳代謝
与謝野晶子
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