“謝物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃもつ50.0%
しやもつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時の一体の砲術家の有様を申せば、写本の蔵書が秘伝で、その本を貸すには相当の謝物しゃもつとって貸す。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
好まるゝと雖も御同行どうかうなされし御兩卿りやうきやう方の手前もある故餘儀よぎなく斯は御談じ申せしなりさりながら爰に一つお頼み申度儀御座候其事御承知に候はゞ拙者共何とか工夫くふう致し取り扱ひ申すべく其のわけ近來きんらい當家も勝手向かつてむきいたつ不手廻ふてまはりに付殊の外御難儀成れ見らるゝ如く御殿の普請ふしん打捨置うちすておき候次第ゆゑ此度の御謝物しやもつの御心得にて少々金子きんす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)