“餘震”の読み方と例文
新字:余震
読み方割合
よしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
統計とうけいによれば、餘震よしんのときの震動しんどうおほいさは、最初さいしよ大地震だいぢしんのものに比較ひかくして、その三分さんぶんいちといふほどのものが、最大さいだい記録きろくである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
大地震後だいぢしんご餘震よしんあまりに恐怖きようふするため、安全あんぜん家屋かおく見捨みすてゝ、幾日いくにちも/\野宿のじゆくすることは、震災地しんさいちける一般いつぱん状態じようたいである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
したがつて破壞力はかいりよくからいへば、餘震よしん最大さいだいなるものも最初さいしよ大地震だいぢしん九分くぶんいち以下いかであるといふことになる。ざつと十分じゆうぶんいちてよいであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)