“余震”の読み方と例文
旧字:餘震
読み方割合
よしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大時計が動き出したのは、今の余震よしんで、振子をしばっていた古いひもがぶっつりと切れ、それで振子は大きくゆれだしたのだ。
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
何回もつづく場合は、はじめの地震がよほど大きい地震でそのあとにつづいて起る余震よしんは、どれもみなくらべものにならないほどずっと小さい地震なんでしょう。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かなり強い地震であったが、前に起った地震の余震よしんであるにちがいなかった。
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)