“酒匂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかわ78.6%
さかは21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
興津川や酒匂川、安倍川のやうに瀬が直ちに海へ注ぐ川は、川口にまで転石が磊々としてゐる。それには必ず水垢がついてゐる。
水垢を凝視す (新字旧仮名) / 佐藤垢石(著)
尊氏はしかし何のためらいもなく、それらの一隊は元の箱根路へ返し、自身は自軍だけで、さらに酒匂の岸を上流へ急ぎ出した。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もともと里子の郷里では酒匂直吉と里子の結婚は大反対で、直吉が出征するまぎはに、やつと籍をくれたやうな始末であつた。直吉は三十歳で出征した。
瀑布 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
三十日相州酒匂松濤園一泊間近富士松原する夕波し。
熱海の春 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)