“かんゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奸雄35.5%
勧誘19.4%
姦雄12.9%
悍勇12.9%
寛裕9.7%
韓融3.2%
寛宥3.2%
閑遊3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古来英雄と称するものは大抵(たいてい)奸雄(かんゆう)、梟雄(きょうゆう)、悪雄の類である、ぼくはこれらの英雄を憎む、それと同時に鎌足(かまたり)のごとき、楠公(なんこう)のごとき、孔子(こうし)のごとき、キリストのごとき
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
燻炭(くんたん)肥料の、条播(すじまき)のと、農会の勧誘(かんゆう)で、一二年やって見ても、矢張仕来りの勝手がよい方でやって行くのが多い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
(この人は、王道に拠(よ)って、真に国を憂うる英雄ではない。むしろ国乱をして、いよいよ禍乱(からん)へ追い込む覇道の姦雄(かんゆう)だ)と怖れをなして、途中の旅籠(はたご)から彼を見限り
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、吠えて、馬上、相手へ迫ると、馬超もまた、壮年悍勇(かんゆう)、さながら火焔を噴くような烈槍を、りゅうりゅう眼にもとまらぬ早業で突き捲くってくる。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
従って、銀行は何らの造幣料を支払わず、政府が当然にこの鋳造費を負担したとはいえ、この政府の寛裕(かんゆう)は銀行の出資を全然防ぐものではなかった。
あの暴将の李と郭が、一片の勧告でよくそんな神妙に心をひるがえしたものだ——と人々は怪しんだが、韓融(かんゆう)からだんだん仔細をきいてみると
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、乱軍の中ではぐれた太尉楊彪(ようひょう)と太僕(たいぼく)韓融(かんゆう)の二人が、若干の人数をつれて探し当てて来た。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
願わくは大王臣が言(ことば)を信じ、上表(じょうひょう)謝罪し、甲を按(お)き兵を休めたまわば、朝廷も必ず寛宥(かんゆう)あり、天人共に悦(よろこ)びて、太祖在天の霊も亦(また)安んじたまわん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
こんな長閑気(のんき)な仙人(せんにん)じみた閑遊(かんゆう)の間にも、危険は伏在(ふくざい)しているものかと、今更ながら呆れざるを得なかった。
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)