“申聞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうしき50.0%
もうしきこ10.0%
まうしき10.0%
まをしき10.0%
もうしきか10.0%
もうしきけ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八歳(やッつ)のおり寝物語に度々(たび/\)申聞(もうしき)けてあるではないか、手前も侍の忰、いやなに仮令(たとえ)百姓の子でも其の位の事は弁えて居るだろう、早く帰れ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
急ぎ礼にゆかんとて、些(ちと)ばかりの豆滓(きらず)を携へ、朱目が許(もと)に行きて、全快の由申聞(もうしきこ)え、言葉を尽して喜悦(よろこび)を陳(の)べつ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
私は其様子を見て、兼(かね)て母の申聞(まうしき)かせもあることですから、ヂツト辛抱して黙つて坐(すわ)つて居り升(まし)た。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
「近(ちか)う來(こ)い、申聞(まをしき)かすことあり、皆(みな)の者(もの)もこれへ參(まゐ)れ」と御聲懸(おこゑがかり)に、御次(おつぎ)に控(ひか)へし面々(めん/\)も殘(のこ)らず左右(さいう)に相詰(あひつ)むる。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
何やら申聞(もうしきか)しをり候処へ、また一人の侍(さむらい)息を切らして駈(かけ)来り、以前の侍に向ひ、今夜の事は貴殿より外(ほか)には屋敷中誰一人知るものも無之(これなき)事に候なり。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
一、惣人数(そうにんず)共に常に申聞(もうしきけ)候、白布(しろぎれ)にて鉢捲仕るべく候。
厳島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)