“相詰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あひつめ33.3%
あいつ33.3%
あひつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〆切しめきり町内の自身番屋には鳶の者火事裝束にて相詰あひつめたり程なく惣人數そうにんずは數寄屋橋御門へ來しに見附は常よりも警固かための人數多く既に天一坊の同勢どうぜい見附みつけ這入はひれば門を〆切しめきりそれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その後某は御先代妙解院殿よりも出格の御引立をこうむり、寛永九年御国替おんくにがえみぎりには、三斎公の御居城八代やつしろ相詰あいつめ候事と相成り、あまつさえ殿御上京の御供にさえ召具めしぐせられそろ
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ちかい、申聞まをしきかすことあり、みなものもこれへまゐれ」と御聲懸おこゑがかりに、御次おつぎひかへし面々めん/\のこらず左右さいう相詰あひつむる。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)