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あひつめ
〆切町内の自身番屋には鳶の者火事裝束にて
相詰たり程なく
惣人數は數寄屋橋御門へ來しに見附は常よりも
警固の人數多く既に天一坊の
同勢見附へ
這入ば門を
〆切夫を
同年十一月十日
評定所へ御呼出しに付
訴訟人相手共
腰掛迄相詰居し處老中若年寄り及び三奉行を
相※に
予は
切腹致すなりと申渡されけるに家中の面々大に
驚き
今宵こそは
殿樣への
御暇乞なりとて
不覺に涙を
流し各々座敷へ
相詰ける越前守は家中一同を
屹度見て池田
大助を