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申聞
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もうしき
ふりがな文庫
“
申聞
(
もうしき
)” の例文
八歳
(
やッつ
)
のおり寝物語に
度々
(
たび/\
)
申聞
(
もうしき
)
けてあるではないか、手前も侍の忰、いやなに
仮令
(
たとえ
)
百姓の子でも其の位の事は弁えて居るだろう、早く帰れ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大「勘弁
罷
(
まか
)
りならん、神原殿がお頼みによって、其の方に
申聞
(
もうしき
)
けた、だが今になって
違背
(
いはい
)
されては此の儘に
差置
(
さしお
)
けんから、只今手討に致す」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
文「重々相済みません、一応
申聞
(
もうしき
)
けた上で存分になる心得でございます、御立腹ではございましょうが少々の間
彼方
(
あちら
)
へ、森松やお
母様
(
っかさま
)
をお連れ申せ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
多「
生憎
(
あいにく
)
親父
(
おやじ
)
は居りましねえが、お
言置
(
いいおき
)
で宜しいことなれば、
私
(
わたくし
)
が承わり置きまして親父に
申聞
(
もうしき
)
けましょう」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飯「だが一応当人へ
申聞
(
もうしき
)
けましょう、
嘸
(
さぞ
)
悦ぶ事で、孝助が得心の上で
確
(
しか
)
と御返事を申上げましょう」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
粂之助がお嬢様を殺して
金子
(
きんす
)
を取ったろうという御疑念をお掛けなさるは
御道理
(
ごもっとも
)
の次第でござる、なれども、此の儀に
就
(
つ
)
いては
私
(
わたくし
)
より少々粂之助へ
申聞
(
もうしき
)
けたい事がござれど
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“申”で始まる語句
申
申上
申訳
申刻
申出
申分
申立
申候
申込
申付