“紊亂”のいろいろな読み方と例文
新字:紊乱
読み方割合
びんらん50.0%
ぶんらん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このまゝ龍の口評定所に驅け込み、多良井家の内幕の紊亂びんらんを訴へれば、平次も無事で濟まない代り、多良井八百五十石も木葉微塵に吹き飛ばされないとも限らないでせう。
悍驁かんがう激烈げきれつの人であつたが、いづれも惜福の工夫などには疎くて、みな多くは勝手元の不如意を來し、度支たくし紊亂ぶんらん、自ら支ゆる能はざるに至つて、威衰へ家傾き、甚だしきは身を失ひ封をうばはるゝに及び
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)