“びんらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紊乱97.1%
紊亂2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地方の政治は名状し難いまでに紊乱びんらんしてしまった! 悪辣あくらつな国司どもは官権を濫用らんようして、不正を働き、私腹をこやして、人民を酷使こくししている。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
「こら、」と彼は言った、「まだここに街灯をつけてるのか。規則違犯だぞ。秩序紊乱びんらんだぞ。そんなものこわしてしまえ。」
このまゝ龍の口評定所に驅け込み、多良井家の内幕の紊亂びんらんを訴へれば、平次も無事で濟まない代り、多良井八百五十石も木葉微塵に吹き飛ばされないとも限らないでせう。