“紊政”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びんせい50.0%
ぶんせい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天下の人、心ある者、誰ひとり斎藤一族の不倫と紊政びんせいに、眉をひそめぬ者はありません。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
漢王は、その前時代の、秦の商鞅しょうおうが、苛政、暴政をいて、民を苦しめたあとなので、いわゆる三章の寛仁な法をもって、まず民心を馴ずませたのだ。——前蜀の劉璋は、暗弱、紊政ぶんせい
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)