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彼男
ふりがな文庫
“彼男”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あれ
64.3%
かのをとこ
14.3%
あのをとこ
7.1%
あいつ
7.1%
かなた
7.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれ
(逆引き)
『お前さんは、ほんとに、
彼男
(
あれ
)
を思ってくれるんですか。——真実、右衛門七が可愛いならば、叔父の私だって、考えもあるんだが……』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼男(あれ)の例文をもっと
(9作品)
見る
かのをとこ
(逆引き)
幼君
(
えうくん
)
は
眞顏
(
まがほ
)
にて、「
苦
(
くる
)
しからず、
早
(
はや
)
遣
(
つか
)
はせ」と
促
(
うなが
)
し
給
(
たま
)
ふ。さては
仔細
(
しさい
)
のあることぞと
籠中
(
かごのなか
)
の
人
(
ひと
)
に
齎
(
もた
)
らせたり。
彼男
(
かのをとこ
)
太
(
いた
)
く
困
(
こう
)
じ、
身
(
み
)
の
置處
(
おきどころ
)
無
(
な
)
き
状
(
さま
)
にて、
冷汗
(
ひやあせ
)
掻
(
か
)
きてぞ
畏
(
かしこま
)
りたる。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼男(かのをとこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あのをとこ
(逆引き)
母と
彼男
(
あのをとこ
)
との間に、
箕
(
み
)
を高く頭の上に載せ、
少許
(
すこし
)
づつ籾を振ひ落して居る女、
彼
(
あれ
)
は音作の『おかた』(女房)であると話した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼男(あのをとこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あいつ
(逆引き)
子供の眼——その
凹
(
くぼ
)
んだ小さな眼付は、あの男にそっくりだ。その微笑しているような口元も
彼男
(
あいつ
)
の口だ。
生さぬ児
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
彼男(あいつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かなた
(逆引き)
船橋
(
せんけう
)
の
上
(
うへ
)
から
一心
(
いつしん
)
に
双眼鏡
(
そうがんきやう
)
を
我
(
わ
)
が
船
(
ふね
)
に
向
(
む
)
けて
居
(
を
)
つたが、
不思議
(
ふしぎ
)
だ、
私
(
わたくし
)
の
視線
(
しせん
)
と
彼方
(
かなた
)
の
視線
(
しせん
)
とが
端
(
はし
)
なくも
衝突
(
しようとつ
)
すると、
忽
(
たちま
)
ち
彼男
(
かなた
)
は
双眼鏡
(
そうがんきやう
)
をかなぐり
捨
(
す
)
てゝ、
乾顏
(
そしらぬかほ
)
に
横
(
よこ
)
を
向
(
む
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
彼男(かなた)の例文をもっと
(1作品)
見る
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等
検索の候補
彼様男
“彼男”のふりがなが多い著者
押川春浪
林不忘
モーリス・ルヴェル
谷譲次
牧逸馬
樋口一葉
泉鏡太郎
島崎藤村
吉川英治
泉鏡花