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かなた
ふりがな文庫
“かなた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
彼方
98.4%
前方
0.5%
先方
0.3%
彼室
0.3%
彼岸
0.3%
彼男
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼方
(逆引き)
中空
(
ちゅうくう
)
には大なる
暈
(
かさ
)
戴
(
いただ
)
きし
黄
(
きいろ
)
き月を仰ぎ、低く地平線に接しては煙の如き横雲を漂はしたる
田圃
(
たんぼ
)
を越え、
彼方
(
かなた
)
遥かに
廓
(
くるわ
)
の屋根を望む処。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かなた(彼方)の例文をもっと
(50作品+)
見る
前方
(逆引き)
そして再び立ち上がり、祈祷の声の聞こえて来た遥か
前方
(
かなた
)
の森の方へ足を早めて進んで行った。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
かなた(前方)の例文をもっと
(2作品)
見る
先方
(逆引き)
寄
(
よ
)
せてお
前
(
まへ
)
さまは
何故
(
なぜ
)
そのやうに
御心
(
おこゝろ
)
よわい
事
(
こと
)
仰
(
おほ
)
せられるぞ
八重
(
やへ
)
は
元來
(
もとより
)
愚鈍
(
ぐどん
)
なり
相談
(
はな
)
してからが
甲斐
(
かひ
)
なしと
思
(
おぼ
)
しめしてか
馴
(
な
)
れぬ
御使
(
おつか
)
ひも一
心
(
しん
)
は一
心
(
しん
)
先方
(
かなた
)
さまどの
樣
(
やう
)
な
御情
(
おなさけ
)
しらずで
有
(
あ
)
らうとも
貫
(
つらぬ
)
かぬといふ
事
(
こと
)
ある
樣
(
やう
)
なし
何
(
なに
)
ともしてお
望
(
のぞ
)
み
屹度
(
きつと
)
叶
(
かな
)
へさせますものを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
かなた(先方)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
彼室
(逆引き)
「
姫様
(
ひいさま
)
こういらっしゃいまし。」一まず
彼室
(
かなた
)
の休息所へ、しばし引込みたまうにぞ、大切なる
招牌
(
かんばん
)
隠れたれば、店頭
蕭条
(
しょうじょう
)
として秋暮の
歎
(
たん
)
あり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かなた(彼室)の例文をもっと
(1作品)
見る
彼岸
(逆引き)
相対した
彼岸
(
かなた
)
の
崕
(
がけ
)
には、数知れぬ螢がパーツと光る。川の面が一面に燐でも燃える様に輝く。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
かなた(彼岸)の例文をもっと
(1作品)
見る
彼男
(逆引き)
船橋
(
せんけう
)
の
上
(
うへ
)
から
一心
(
いつしん
)
に
双眼鏡
(
そうがんきやう
)
を
我
(
わ
)
が
船
(
ふね
)
に
向
(
む
)
けて
居
(
を
)
つたが、
不思議
(
ふしぎ
)
だ、
私
(
わたくし
)
の
視線
(
しせん
)
と
彼方
(
かなた
)
の
視線
(
しせん
)
とが
端
(
はし
)
なくも
衝突
(
しようとつ
)
すると、
忽
(
たちま
)
ち
彼男
(
かなた
)
は
双眼鏡
(
そうがんきやう
)
をかなぐり
捨
(
す
)
てゝ、
乾顏
(
そしらぬかほ
)
に
横
(
よこ
)
を
向
(
む
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
かなた(彼男)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かなた”の意味
《代名詞》
かなた(彼方)
遠称の指示代名詞で、話し手聞き手どちらとも離れた場所、時間など。
何かの向こうにあり、見えない場所や側。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
むかう
あちら
あっち
あつち
むこう
さき
むかふ
あなた
あそこ
せんぱう