“せんぱう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先方83.3%
先鋒8.3%
前方8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こまつたものだとはおもひながらも、ひとつは習慣しふくわん惰力だりよくでとう/\五個月間かげつかんやりつゞけた。さうすると、どうだらう。或日あるひ先方せんぱうやつ突然とつぜんぼくうちにやつてて……
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
〔評〕南洲官軍の先鋒せんぱうとなり、品川にいたる、勝安房かつあは、大久保一翁、山岡鐵太郎之を見て、慶喜つみつのじやう具陳ぐちんし、討伐たうばつゆるべんことを請ふ。安房素より南洲を知れり、之を説くこと甚だ力む。
そこで、感情かんじやうがいしてるなと、此方こつちではおもつてる前方せんぱうが、くだん所謂いはゆる帳場ちやうばなるもの……「貴女あなた、これはつてかれますか。」とつた。
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)