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御使
ふりがな文庫
“御使”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みつかい
32.3%
みつか
29.0%
おつかい
12.9%
おんつかい
12.9%
おんつか
6.5%
おつかひ
3.2%
おつか
3.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みつかい
(逆引き)
「では、あくまで
其許
(
そこ
)
は、朝廷と尊氏と和せというのか。そして、その
御使
(
みつかい
)
には、自分が尊氏を説きに
筑紫
(
つくし
)
へ行ってもよいとまで望むのか」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御使(みつかい)の例文をもっと
(10作品)
見る
みつか
(逆引き)
されば。どうしても、この俊基ならでは、ほかに堂上人では、
御使
(
みつか
)
いに立つべき、ふさわしい人もないとの集議で、ぜひなく、また隠れ
蓑
(
みの
)
を
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御使(みつか)の例文をもっと
(9作品)
見る
おつかい
(逆引き)
「いや、
御使
(
おつかい
)
をありがとう。わしも、だいぶ
御無沙汰
(
ごぶさた
)
をしたから、今日ぐらい来て見ようかと思っとったところじゃ」と云う。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御使(おつかい)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
おんつかい
(逆引き)
わが邦にては
旧
(
ふる
)
きよしみある人をとて、
御使
(
おんつかい
)
撰
(
えら
)
ばるるやうなる
例
(
ためし
)
なく、かかる任に当るには、別に履歴なうては
協
(
かな
)
はぬことを、知ろしめさぬなるべし。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
御使(おんつかい)の例文をもっと
(4作品)
見る
おんつか
(逆引き)
わが邦にては旧きよしみある人をとて、
御使
(
おんつか
)
いえらばるるようなるためしなく、かかる任に当るには、別に履歴のうてはかなわぬことを、知ろしめさぬなるべし。
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
御使(おんつか)の例文をもっと
(2作品)
見る
おつかひ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
先
(
ま
)
づ
何気
(
なにげ
)
なく
懐中物
(
くわいちうもの
)
を
胸
(
むね
)
の
所
(
ところ
)
で
開
(
あ
)
けて、
中
(
なか
)
にある紙幣を、勘定もせずに
攫
(
つか
)
んで、
是
(
これ
)
を
上
(
あ
)
げるから
御使
(
おつかひ
)
なさいと無雑作に三千代の
前
(
まへ
)
へ
出
(
だ
)
した。三千代は、下女を
憚
(
はゞ
)
かる様な低い声で
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
御使(おつかひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おつか
(逆引き)
寄
(
よ
)
せてお
前
(
まへ
)
さまは
何故
(
なぜ
)
そのやうに
御心
(
おこゝろ
)
よわい
事
(
こと
)
仰
(
おほ
)
せられるぞ
八重
(
やへ
)
は
元來
(
もとより
)
愚鈍
(
ぐどん
)
なり
相談
(
はな
)
してからが
甲斐
(
かひ
)
なしと
思
(
おぼ
)
しめしてか
馴
(
な
)
れぬ
御使
(
おつか
)
ひも一
心
(
しん
)
は一
心
(
しん
)
先方
(
かなた
)
さまどの
樣
(
やう
)
な
御情
(
おなさけ
)
しらずで
有
(
あ
)
らうとも
貫
(
つらぬ
)
かぬといふ
事
(
こと
)
ある
樣
(
やう
)
なし
何
(
なに
)
ともしてお
望
(
のぞ
)
み
屹度
(
きつと
)
叶
(
かな
)
へさせますものを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御使(おつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“御使”で始まる語句
御使者
御使番
御使嗾
御使僧
御使女
御使姫
検索の候補
御使者
御使番
御勅使川
大御使
御使嗾
御使女
御使姫
御使僧
御上使
御檢使
“御使”のふりがなが多い著者
紫式部
徳冨蘆花
吉川英治
パウル・トーマス・マン
高浜虚子
アントン・チェーホフ
樋口一葉
森鴎外
夏目漱石
薄田泣菫