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御使
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おんつかい
ふりがな文庫
“
御使
(
おんつかい
)” の例文
わが邦にては
旧
(
ふる
)
きよしみある人をとて、
御使
(
おんつかい
)
撰
(
えら
)
ばるるやうなる
例
(
ためし
)
なく、かかる任に当るには、別に履歴なうては
協
(
かな
)
はぬことを、知ろしめさぬなるべし。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いと浅からぬ
御恵
(
みめぐみ
)
もて、婢女の罪と苦痛を除き、この
期
(
ご
)
におよび、慈悲の
御使
(
おんつかい
)
として、
童
(
わらべ
)
を
遣
(
つか
)
わし玉いし事と深く信じて疑わず、いといとかしこみ謝し奉る
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
蝶とんでお文庫よりの
御使
(
おんつかい
)
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
三人は
互
(
たがい
)
に
目語
(
もくご
)
して身を起し、刀の
𣠽
(
つか
)
に手を掛けて抽斎を囲んだ。そしていった。我らの
言
(
こと
)
を信ぜぬというは無礼である。かつ重要の
御使
(
おんつかい
)
を承わってこれを果さずに
還
(
かえ
)
っては
面目
(
めんぼく
)
が立たない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“御使”で始まる語句
御使者
御使番
御使嗾
御使僧
御使女
御使姫