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彼室
ふりがな文庫
“彼室”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あちら
33.3%
あそこ
16.7%
あっち
16.7%
あつち
16.7%
かなた
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あちら
(逆引き)
富江一人は
彼室
(
あちら
)
へ行き
此室
(
こちら
)
へ行き、
宛然
(
さながら
)
我家の樣に振舞つた。お柳は朝から口喧しく臺所を
指揮
(
さしづ
)
してゐた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
彼室(あちら)の例文をもっと
(2作品)
見る
あそこ
(逆引き)
もうずっと以前からお客様をお入れしない事になっていますので、——と申しますのは、実は
極
(
ご
)
く内々のお話なのですが、
彼室
(
あそこ
)
は『亡霊の部屋』と
云
(
い
)
って、私共仲間でも怖がって近寄らないくらいです
亡霊ホテル
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
彼室(あそこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あっち
(逆引き)
「
宜
(
よろ
)
しい
彼室
(
あっち
)
で待ってな。」
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼室(あっち)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あつち
(逆引き)
女組は
一先
(
ひとまづ
)
別室に休息した。富江一人は
彼室
(
あつち
)
へ行き
此室
(
こつち
)
へ行き、
宛然
(
さながら
)
我家の様に振舞つた。お柳は
朝
(
あさつ
)
から口喧しく台所を
指揮
(
さしづ
)
してゐた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
彼室(あつち)の例文をもっと
(1作品)
見る
かなた
(逆引き)
「
姫様
(
ひいさま
)
こういらっしゃいまし。」一まず
彼室
(
かなた
)
の休息所へ、しばし引込みたまうにぞ、大切なる
招牌
(
かんばん
)
隠れたれば、店頭
蕭条
(
しょうじょう
)
として秋暮の
歎
(
たん
)
あり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼室(かなた)の例文をもっと
(1作品)
見る
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等
“彼室”のふりがなが多い著者
林不忘
石川啄木
泉鏡花
山本周五郎