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表白
ふりがな文庫
“表白”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ヘウビヤク
20.0%
あらは
20.0%
いひあらは
20.0%
ひょうはく
20.0%
ヒョウハク
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヘウビヤク
(逆引き)
其法養の趣旨を述べるのが
表白
(
ヘウビヤク
)
である。此も唱導と言ふが、中心は此処にない。唯、表白は祭文化、宴曲化し、美辞や警句を
陳
(
つら
)
ねるので、会衆に喜ばれた。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
表白(ヘウビヤク)の例文をもっと
(1作品)
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あらは
(逆引き)
この本の著者——猪子蓮太郎の思想は、今の世の下層社会の『新しい苦痛』を
表白
(
あらは
)
すと言はれて居る。人によると、
彼男
(
あのをとこ
)
ほど自分を
吹聴
(
ふいちやう
)
するものは無いと言つて、妙に毛嫌するやうな手合もある。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
表白(あらは)の例文をもっと
(1作品)
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いひあらは
(逆引き)
『実は、御願ひがあつて上りました。』と前置をして、級長は一同の
心情
(
こゝろもち
)
を
表白
(
いひあらは
)
した。
何卒
(
どうか
)
して彼の教員を引留めて呉れるやうに。
仮令
(
たとへ
)
穢多であらうと、
其様
(
そん
)
なことは
厭
(
いと
)
はん。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
表白(いひあらは)の例文をもっと
(1作品)
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ひょうはく
(逆引き)
今日でも
箏曲
(
そうきょく
)
や
地唄
(
じうた
)
のことを「当道音楽」と称しているので、耳新しい言葉ではないが、その頃にあっては平曲、浄瑠璃、
表白
(
ひょうはく
)
、その他の雑藝を以て生活していた盲人の組合、
所謂
(
いわゆる
)
「座」であって
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
表白(ひょうはく)の例文をもっと
(1作品)
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ヒョウハク
(逆引き)
「ナルホド、ソレモ
一理窟
(
ヒトリクツ
)
。」
日本
(
ニッポン
)
、
古来
(
コライ
)
ノコノ
日常語
(
ニチジョウゴ
)
ガ、スベテヲ
語
(
カタ
)
リツクシテイル。
首尾
(
シュビ
)
ノ
一貫
(
イッカン
)
、
秩序整然
(
チツジョセイゼン
)
。ケサノコノ
走
(
ハシ
)
リ
書
(
ガキ
)
モマタ、
純粋
(
ジュンスイ
)
ノ
主観的
(
シュカンテキ
)
表白
(
ヒョウハク
)
ニアラザルコトハ、
皆様
(
ミナサマ
)
承知
(
ショウチ
)
。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
表白(ヒョウハク)の例文をもっと
(1作品)
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“表白”の意味
《名詞》
表白(ひょうはく、ひょうびゃく、ひょうひゃく)
(ひょうはく)言葉や文章などにして表し述べること。
(ひょうびゃく、ひょうひゃく)(仏教)導師が法会などを行う際、その趣旨を告白すること。
(出典:Wiktionary)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“表”で始まる語句
表
表面
表向
表情
表裏
表通
表書
表紙
表沙汰
表現
“表白”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
島崎藤村
折口信夫
太宰治