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箏曲
ふりがな文庫
“箏曲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうきょく
80.0%
さうきよく
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうきょく
(逆引き)
音絵は当年十九歳で女学校を優等の成績で卒業し、女一通りの事は何くれとなくたしなんでいたが、わけても
箏曲
(
そうきょく
)
を死ぬ程好いていた。
黒白ストーリー
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
君もご承知の通り、大阪には、
浄瑠璃
(
じょうるり
)
と、
生田
(
いくた
)
流の
箏曲
(
そうきょく
)
と、
地唄
(
じうた
)
と、この三つの固有な音楽がある。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
箏曲(そうきょく)の例文をもっと
(4作品)
見る
さうきよく
(逆引き)
今大阪に来てゐる
箏曲
(
さうきよく
)
家の鈴木鼓村氏は掘りかへされた何処かの古墳からでも這ひ出して来たやうに、相変らず
闕腋
(
けつてき
)
を着け、冠を
被
(
き
)
て平気で済ましてゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
箏曲(さうきよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“箏曲”の解説
箏曲(そうきょく)は、箏(そう)つまり「こと」の音楽の総称。また、特に現代では近世に発達した俗箏による音楽を指す場合が多く、大きく生田流箏曲と山田流箏曲に分かれる。三曲のひとつ。箏曲の古典的な音楽においては箏と三絃(「さんげん」。箏と合奏する三味線(しゃみせん)の事)の合奏曲(大半が弾き歌い)がほとんどである。そのため箏曲家とは、多くの場合、三絃・箏・地歌(地唄)の三つを扱うことの出来る演奏者である。また、箏だけを扱う演奏者は一般的に「箏奏者」「箏演奏家」と名乗ることが多い。
(出典:Wikipedia)
箏
漢検1級
部首:⽵
14画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“箏”で始まる語句
箏
箏樋
箏尻
箏柱
箏爪
箏笛浦
“箏曲”のふりがなが多い著者
杉山萠円
谷崎潤一郎
薄田泣菫
長谷川時雨
夢野久作