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箏
ふりがな文庫
“箏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こと
59.3%
そう
33.3%
ごと
3.7%
たかんな
3.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こと
(逆引き)
広い室内の
隅
(
すみ
)
の方へ、
背後
(
うしろ
)
に三角の
空
(
くう
)
を残して、ドカリと、
傍床
(
わきどこ
)
の前に
安坐
(
あんざ
)
を組んだのは、
箏
(
こと
)
の、
京極
(
きょうごく
)
流を創造した鈴木
鼓村
(
こそん
)
だった。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
箏(こと)の例文をもっと
(16作品)
見る
そう
(逆引き)
それに合わせて誰かゞ
琴
(
きん
)
のことを
弾
(
ひ
)
く。扇で拍子を取りながら唱歌をうたう。つゞいて
箏
(
そう
)
のことや、
和琴
(
わごん
)
や、
琵琶
(
びわ
)
が運び出された。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
箏(そう)の例文をもっと
(9作品)
見る
ごと
(逆引き)
喫
(
の
)
むのは好きな父の
又右衛門
(
またえもん
)
があるので、独り稽古のそら
箏
(
ごと
)
を、垣の外ゆく人へいたずらに聴かすのとはちがって、茶をたてるにも、張合いはあるし、それに、朝のしずかな生活と
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
箏(ごと)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たかんな
(逆引き)
その
箏
(
たかんな
)
のごとき巌に纏ふこと七巻半、
鱗甲
(
りんかふ
)
風に
揺
(
うご
)
き、朱を
濺
(
そゝ
)
げる眼は天を睨む、時に鎮西八郎射てこれを
殪
(
たふ
)
し、その脊骨数箇を馬に駄す、その馬重きに堪へず、嘶いて進まざりしところ
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
箏(たかんな)の例文をもっと
(1作品)
見る
“箏”の解説
箏(こと・そう)は、日本の伝統楽器(和楽器)の一つ。
一般的に、「箏(こと)」と呼ばれ、「琴(きん)」の字を当てることもあるが、「箏」と「琴」は別の楽器である。最大の違いは、箏は柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節するのに対し、琴は柱が無く、弦を押さえる場所で音程を決める。ただし、箏の柱(箏の駒)は「琴柱」とするのが一般的で(商品名も琴柱)、箏の台は琴台(きんだい)という。
(出典:Wikipedia)
箏
漢検1級
部首:⽵
14画
“箏”を含む語句
箏曲
古箏
八雲箏
名箏
筑紫箏
箏尻
箏柱
箏樋
箏爪
箏笛浦
“箏”のふりがなが多い著者
鈴木鼓村
紫式部
南方熊楠
蒲原有明
吉川英治
長谷川時雨
中里介山
谷崎潤一郎
幸田露伴
和辻哲郎