“名箏”の読み方と例文
読み方割合
めいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その名箏めいそうも、あの大正十二年の大震災に灰燼かいじんになってしまった。そればかりではないあの黒い門もなにもかも、一切合切いっさいがっさい燃えてしまったのだ。
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「こちらに、近衛家このえけからか出た大層お古い、名箏めいそうがあるようにうかがっておりましたが——」
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)